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2023.11.17

〜コミュニケーションを取る楽しみ 〜

旅行は、計画する段階からワクワクします。とくにクルーズ旅行は、毎日寄港地が変わることや、船内の多彩なレストラン、イベント、エンターテイメントなど、一日の過ごし方を自分の好きなように計画できるので、クルーズの楽しみを聞かれると返答に困るほどたくさんあります。

 

目的地での観光や船内施設、船内でのイベントやエンターテイメント、多彩なレストランでの食事、新しい出会い、そしてハプニングまで。

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日本船や日本を周遊する外国船、海外での外国船クルーズなど、クルーズのチョイスも多彩ですが、「外国船のクルーズは言葉ができないから、乗ってみたいけれど敷居が高くて。」というお声も耳にします。

 

もちろん、日本人の添乗員が同行してくれるツアーや、日本人のコーディネーターが乗船しているクルーズでは、日本語だけで安心して過ごすことができるかもしれません。

今はAI翻訳機もありますし、携帯にダウンロードできる便利な翻訳アプリもあります。とっさの時や複雑なことを説明するときなどにはとても役に立ちますが、いつも便利な機械に頼ってしまうと、せっかく言葉を覚える機会を逃してしまうかもしれません。

 

日本ほど英会話教室が多い国はない、と聞いたことがあります。船上での時間を、生きた英語をインプット、アウトプットできる恰好の英会話教室、と捉えるのもよいのではないでしょうか。

 

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船内で外国語、特に英語を話す機会が多いのは、お部屋内とフロント、そしてダイニングになるかと思います。

 

乗船すると、担当のキャビン・アテンダントの方が部屋に挨拶に来てくれます。フィリピンなど東南アジア出身の方が多く、とても親切です。クルーズ中、気持ちよく、楽しく過ごせるのは、キャビン・アテンドの方々のおかげです。

 

名前や出身地などを質問してみましょう。お部屋の状態で改善してほしいことがあれば、“〇〇 doesn’t work. ” とお伝えしてみましょう。

 

そして部屋から一歩出たら、廊下ですれ違う方達に、朝でしたら目を見てニッコリと、“Good morning!”。

 

クルーズ中に同じ方と会ったら、またまたニッコリと、”Enjoy your day!”

 少しづつ顔なじみの方が増えてきます。

 

向こうからも挨拶が返ってきたら、その日が素敵な一日になりそうな気がしませんか?

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船内新聞も外国語になるので、何かわからないことがあれば、フロントに確認しにいくことになりますし、ツアーの変更や下船時の精算も、フロントが窓口になります。

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ダイニングでは、希望の席を伝えるときや、メニューを見てのオーダー、アレルギーの有無などを伝えるときに英語を話す必要がありますし、船によっては大きなテーブルで外国のお客様と相席になることもあります。

「え?外国人と相席になるの?英語話せないんだけど。」と、躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、「同じクルーズ好きの外国の方たちとコミュニケーションをとる機会」と、捉えてみてはいかがでしょう。ご縁があって同じテーブル、もしくはお隣のテーブルになったのですから、少しでも楽しく過ごしませんか?

 

大丈夫です。英語を母国語としない人であれば、最初から間違えずに淀みなく英語を話せる人はいないですし、きっと相手の方々も、ゆっくりと話してくださると思います。

 

自己紹介から始まって、その日の観光先など、撮影した写真をお見せしながら、お話ししてみてください。お勧めのクルーズを教えてくださるかもしれません。

 

言葉に関係なく楽しむことができるイベントもありますので、面白そうなものに積極的に参加されてみてください。

 

夜はバーのカウンターで、気になるカクテルを英語でオーダーしてみてはいかがでしょうか。船のカクテルは、素敵な名前がついているものも多く、それも英語の勉強になると思います。

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ある外国船のワールドクルーズで、編み物をされている日本人の方にお会いしました。よくみると、セーターには寄港地先の観光名所が編み込まれています。あまりに素敵なので、お声をかけてみました。

 

その方は、英語はあまり得意ではないけれど、居心地のいい場所で編み物をしていると、外国の方々がよく声をかけてくださるそうです。

長いワールドクルーズ中に、自然と編み物が好きな方達と毛糸を持って集まるようになり、教えあったりするうちに、少しずつ英語がわかるようになってきたそうです。

 

「船に乗って楽しく観光する」と捉えていたクルーズに、「外国の方と交流する」という楽しみが増えたそうです。

私が、クルーズで覚えたお気に入りの英語のフレーズを2つご紹介します。

 

1. “Enjoy this liquid sunshine day!”

 

“liquid sunshine” 液体状の陽光、とでも訳しましょうか。

残念ながらその日は雨だったのですが、その雨の日も楽しみましょう!という、前向きなフレーズ。liquid sunshine、なんて可愛らしい表現でしょう!

 

2. “Just a splash, please.”

 

ダイニングで「ワインをもう少しいかがですか」、と勧められ、ほんの少しだけ欲しい時に。“splash”は、水がたてる音のことです。“a little”でももちろん正しいのですが、ちょっとおしゃれな言い方です。

 

 

そして新しい言葉やフレーズを知った後は、何度か使い、自分に落とし込んでいきます。

 

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外国船のクルーズには、日本船にはない楽しみもあります。

英語がわかるようになってくると、世界がさらに開けてくることでしょう。

 

私もクルーズで知り合った方達といまだに交流があり、そのうちの何人かの方達とは日本で再会することができました。

 

「ことばがわからないことを楽しむ」も楽しみ方のひとつ。「わからない」から「わかりたい」に変わっていくかもしれません。「わからないけれど、トライしてみる」、は、クルーズのさらなる楽しみにつながるのではないでしょうか。

 

きっと旅の楽しい思い出が増えると思います。

クルーズ中には、「こんな時は、英語でどう言えばいいのだろう?」という場面に直面するかもしれません。

 

日本のクルーズ会社のホームページには、そのような英語のフレーズ集をまとめてくださっているところがありますので、ぜひご参考になさって

ください。

 

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最終日に、顔なじみになった方には、“Have a safe trip back!” (お気をつけてお帰りください!)とお声をかけるのも忘れずに。

 

 

(クルーズコンサルタント 鈴木理子)

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