cruise@icmjapan.co.jp

2023.09.22

クルーズプロの旅スタイル ”クルーズの旅支度①“ 

旅の愉しみは出発前から始まります。今回の旅では何が必要かな、何を着ようかな、とワクワクしながら準備することもそのひとつですね。

今回のコラムでは私がいつも海外クルーズに行く時にスーツケースに入れるもの、船旅を楽しむための工夫していることをご紹介したいと思います。

 

まずは持って行くと便利なものからご紹介します。

cruise@icmjapan.co.jp

カード入れ(ストラップ付き)

大切なクルーズカードを携帯する


クルーズカードはルームキーであり、乗船中のIDとなる大切なものです。船内でも何かとこのカードが必要となります。

乗下船時や船内支払いの時など、出番が多いので必要な時にサッと取り出せるカード入れがあると便利です。また、紛失しないようバッグに留めたり、首から下げたりできるストラップ付きのものがお勧めです。

クリアファイルとマグネット

ペーパー類の整理整頓と保管をするため

 

毎日届く船内新聞や船の案内、寄港地でのマップや観光パンフレットなど船旅では意外とペーパー類が溜まります。重要なお知らせもあるのでクリアファイルやマグネットを使って賢く整理整頓します。

船室の壁はマグネットが付くので便利です。 

 

cruise@icmjapan.co.jp
cruise@icmjapan.co.jp

電源タップ

日本仕様の充電箇所を増やす


海外用変換プラグは持参されると思いますが、カメラや携帯、充電器等などをすべて充電するには電源箇所が1つでは足りません。たこ足電源タップがあると安心です。

客船の電圧は100V-240Vが多いので変圧器は必要ないとと思います。 

洗濯用品

手洗い洗濯をするため

 

客船は有料ランドリーサービスがありますが、下着やちょっとしたものは手洗いしたいものです。私は物干し用に安物の針金ハンガーを持参します。乾燥している船室はすぐに乾きます。

 

客船にセルフランドリーがある場合は、洗濯ネットをお忘れなく。私の経験では取り遅れた洗濯物が外に出されていました。日本では信じられませんが、洗濯機は争奪戦なので仕方ありません。恥ずかしい思いをしない為と衣類の痛みを防ぐためにも持っていきましょう。

次はクルーズ旅行をより楽しむための工夫をご紹介します。

cruise@icmjapan.co.jp

プライベートの名刺

船上での出会いを大切にするために

 

30年以上のクルーズ経験を振り返り、懐かしく思い出すのは船上で出会った人々のことです。小型客船でも乗客乗員を合わせて100か国以上の国籍の人々が集います。

乗船して数日も経つと、朝食のテラスで、ヨガ教室で、バーラウンジでと馴染みの顔が増えていきます。そしてクルーズ中は他の船客と意気投合して、観光や食事を誘う仲になることもしばしば、そんな時にプライベートの名刺があると便利です。スマートにメールアドレスやSNSを交換できれば下船後もご縁が続きます 

アロマグッズ、バスグッズ

クルーズライフを充実させる

 

これは完全に個人的な好みですが、私はお気に入りのアロマグッズ(火を使わないもの)を持参します。リラックス効果を高めて客室でゆったりとした時間を過ごすためのです。

香りだけでなく、音楽や灯り、大切な人の写真、マスコットなど何でもいいです。お気に入りの何かを客室に置くと自宅のように寛げて旅力がアップします。

 

必要のない物をスーツケースに入れる、荷造り移動がない船旅ならではの贅沢です。


cruise@icmjapan.co.jp
cruise@icmjapan.co.jp

住所録、本、趣味のもの

旅先で自分の時間を楽しむ


総じて船旅は盛り沢山で忙しいものです。だからこそ船上でのんびりする時間を持ちたいものです。

プールサイドでの読書は定番ですね。私は大海原を眺めながら絵葉書を書くのが好きです。住所録を持って行くのはその為です。SNSで配信をすれば簡単ですが、観光地で絵葉書を選ぶのも楽しいです。

それから私はやりかけの刺繍も持っていきます。ラウンジでアフタヌーンティをいただきながら優雅に刺繍をすると心が落ち着きます。

 

普段はなかなか時間が取れない趣味のものを持参されることをお勧めします。

 

旅仕度はご自身の旅スタイルによって違うので正解はありません。ただ、何かをプラスするだけで船旅の愉しみが広がります。

 

添乗でお伴をしたクルーズ上級者のお客様でお茶道具を持参してお抹茶を点てて振る舞う方を結構お見受けしました。ラウンジで折り紙をしたり、浴衣や着物を着るだけで外国の方々と知り合うきっかけになるでしょう。私たちが思っている以上に日本に興味を持っている方は多いです。

 

旅先で自分らしい時間を過ごす、人との出会いを楽しむ、ちょっとハードルの高いお話をしてしまいましたが、チャレンジして船旅の沼にはまってください。

 

 

(クルーズコンサルタント 一柳元子)

cruise@icmjapan.co.jp

Copyright ©2021 CGJ Cruise Guild Japan. All Rights Reserved.