cruise@icmjapan.co.jp

2023.08.02

6つ星クラスのラグジュアリー探検ヨット シーニック・エクリプス(1)

晴天の日の東京国際クルーズターミナルに、また素晴らしい船が寄港しました。

シーニック・クルーズのシーニック・エクリプスです。

 

シーニック・クルーズというと、世界最高峰のリバークルーズとしてよく知られていますが、

シーニック・エクリプスは2019年に就航した、世界初となる6つ星クラスのディスカバリーヨットです。ゾディアックやカヤックなどの他、乗客6人乗りのヘリコプターや潜水艇が装備されていて、南極や北極の極地やヨーロッパ、中南米などを中心に航行している探検船。そんな驚きの船が、日本に初寄港しました。

 

今回は、そのラグジュアリーなディスカバリーヨットの船内をご紹介いたします。

cruise@icmjapan.co.jp

乗員228人、典型的なリバークルーズの船の約1.5倍の乗員が、ゆったりとクルーズを楽しむ17,085トンの船です。

 

こちらが、船尾からの様子。一見こぢんまりとして見えるこの船には、ほかの船にはないたくさんの魅力が詰まっているのです。

パブリックスペースは、落ち着いたトーンを基調としたスタイリッシュな内装です。

ところどころに飾られているアートが気になります。

 

こちらはバウハウスのポスターのようなアートです。

cruise@icmjapan.co.jp
cruise@icmjapan.co.jp

メインラウンジにあるウィスキー・バーには、世界中から集めた130種類ものウィスキーが常備され、最近海外からの熱い視線を浴びている日本のウィスキーも提供されているそうです。

 

まるで貴石が並べられているようです。

 

この素敵なバーのカウンターで、ウィスキーの歴史や楽しみ方を学んでみたいと思いました。

 

クルーズは学びの場、とよく思います。

エンターテイメントやレクチャーを楽しむシアター。

ゆったりとしています。

 

あまりに居心地の良いチェアーで、しばらく立ち上がれなくなりました。

cruise@icmjapan.co.jp

この船の客室は、全てがベランダ付きスイート、バトラーサービスも完備されています。

cruise@icmjapan.co.jp

こちらはベランダ・スイートのお部屋。

 

「広い世界を見ることができるのなら、喜んでスーツケースひとつで暮らします。」と書かれていたベッドのカバーの英文は、「すべて私たちにお任せください。ラグジュアリーな空間で、心ゆくまで毎日の冒険をお楽しみください。」と頭の中で異訳されていました。

 

 

ベランダがとても広く、ゆったりとしていていいですね。

cruise@icmjapan.co.jp
cruise@icmjapan.co.jp

オーナーズ・ペントハウス・スイートにはオーシャンビューのバスルームがあり、この大きな窓がフレームになって、まるで絵画のようです。流れていく美しい風景を独り占めすることができます。

太陽に当たらずに、デッキでゆっくりしたい方は、こちらのカバナへ。

cruise@icmjapan.co.jp
cruise@icmjapan.co.jp

温水のジャグジーに入りながら、極地の氷山やノルウェーでオーロラを眺めるなんて、いかがでしょう。

開放的なオブサベーション・デッキ。船首までのスペースがオープンになっている船は多くはありません。

 

本当に気持ちの良い日でした。

 

cruise@icmjapan.co.jp

「こぢんまりとした船」、と書きましたが、ダイニング・オプションは、イタリアンやステーキ、シーフードなどのメインレストランに始まり、アジアンフュージョン・レストラン、コンテンポラリー・フレンチ・ダイニング、シェフズテーブル、カウンターでお寿司と日本酒をいただけるレストランなど、10種類も!

cruise@icmjapan.co.jp

シーニック・エピキュールでは、船のシェフから直接お料理を教えていただくことができます。私は自宅で、住んでいた国や訪れた国をテーマに、お料理の会をすることがあるのですが、クルーズでいただいたお食事や教えていただいたお料理を再現した会は、とても好評でした。可能な限り参加したいクラスです。

 

後方にあるガラスのキャビネットにお気づきになりましたか?船内のレストランで使われるハーブなどは、ここで水耕栽培されるものもあるそうです。

船のあちこちで見るアート。ミロやシャガールの作品でしょうか。

ギャラリーのような素敵な空間で、美しく、美味しい食事がいただけそうです。

cruise@icmjapan.co.jp

この船は、オープン・ブリッジ・ポリシーによって、ドアが開いている場合はいつでもリッジに入室することができます。

キャプテンと一緒にコーヒーを飲みながら、船の設備や航路のこと、そして今までの寄港先の話など、キャプテンやオフィサーから直接聞くことができる、貴重な体験になりますね。他の船ではなかなか体験できません。

 

随所にエレガンスさが感じられるこの船の乗客とスタッフの比率はほぼ1:1。

船内ではゆっくりと時間が過ぎていくようです。

 

前回は、船から見る景色について書きましたが、この船は、ヘリコプターや潜水艇を搭載し、「空」そして「海の中」からの景色も楽しむことを可能にしています。

 

 

次回は、シーニック・エクリプスが「史上初のディスカバリーヨット」と言われる由来を、エクスペディション・スタッフの話を交えながらお伝えいたします。

 

お楽しみに!

 

 

 

 

(クルーズコンサルタント 鈴木理子)

おすすめクルーズ

※上記は全て、2名様1室ご利用時のおひとり様あたりのご料金です。

上記以外にも、おすすめクルーズがございます。お気軽にお問い合わせください。

cruise@icmjapan.co.jp

Copyright ©2021 CGJ Cruise Guild Japan. All Rights Reserved.